絶頂は今

最高の人生にしよう 僕らならやれるはず

アイドルなのに


アイドルなのに〇〇に挑戦!の売り文句。言いたいことはわかるけど‥‥‥‥という話。


この『アイドルなのに』から感じられるのは、『アイドル』は二枚目で女の子からキャーキャー言われる対象に過ぎない、歌って踊る以外に何も能がない男の子っていうイメージ。
今はそれだけのアイドルはいないのに。むかーしむかしのアイドルにはいたかもしれないけれど、それはそういうアイドルが主流の時代だったんだろうし。


アイドルの可能性を広げ続けている人達が沢山いて、様々な結果を残している、それでもまだ『ジャニーズだから』『アイドルだから』って言って色眼鏡で見たり難癖つけたりする人がいるからか、
普段の笑顔のイメージからはかけ離れた、っていう意味で『アイドル』が使われることもあるけれど前述のようなマイナスのイメージで使われている、そう感じることもあります。



私にとって『アイドル』は歌って踊るきらきら王子様、というのは一部で、真摯に役に向き合ってる姿やバラエティで体を張っている三枚目な姿など、その存在を全部ひっくるめたものです。どんなこと(人間的にアウトなことは別として)をしても、事務所をやめない限り『ジャニーズ』であり『アイドル』であり続ける。最早アイドルに一定の枠なんてなくて、アイドルが1人存在していたらそれが1つの形として全部が正解になる、と思っています。


私はアイドルを好きなことに誇りを持っているから、本人達にもアイドルであることに誇りを持っていて欲しい。『アイドルなのに』と言われることで、アイドルな自分に引っかかってしまう、そんなことがあったとしたらすこし悲しい気持ちになってしまいます。
ジャニーズを見ていて『アイドルだなぁ』と感じる瞬間はあります。それはどれも素敵なもので、かけがえなくて、キラキラしてて、幸せになれるもの。コンサートだけじゃなく色々な瞬間に感じるこの気持ちには決してマイナスの感情はないからです。



アイドルの枠を超えた!とかじゃなくて、アイドルの枠を広げた!の言い方にしてくれればこのもやっとしたものも無くなるような気がするけど、それじゃインパクトにかけることはわかってます。わかるけどさぁ~~~っていうお話でした(完)